ハイキングや登山時のアイテムのひとつにポールがあります。
推進力のアップ、歩行の安定、体の負担を軽減など、必需品ではありませんが、持っていると役に立つアイテムです。
この記事ではピンロックタイプのトレッキングポールの取り扱い方法についてご紹介します。
トレッキングポールの各部名称
ピンロックシステムの使い方
プッシュピンを押してロックを解除し、シャフトをスライドさせて長さを調節します。
プッシュピンが穴に合わせやすいように、シャフトにガイドとなるラインがあります。
右の写真のように、ラインがまっすぐになるように合わせてください。
プッシュピンの位置は、穴から見えるラインの矢印の向きを確認すると、穴より上にあるのか下にあるのかが分かるようになっています。
穴から見えるラインの三角が下向きの場合(▼)はプッシュピンは穴よりも下にあります。
この位置で固定するには矢印の方向に、下のシャフトを伸ばす必要があります。(写真左)
穴から見えるラインの三角が上向きの場合(▲)はプッシュピンが穴よりも上にあります。
この位置で固定するには矢印の方向に、上のシャフトを伸ばす必要があります。(写真右)
注意!
長さを調節する際は、必ずSTOPラインを越えないようにしてください。
ポールが折れて、怪我を招く恐れがあります。
折りたたみ式のポールの場合、ピンロックシステムとレバーロックシステムが併用されている製品もあります。
その場合は、まずグリップ部分のシャフトを伸ばしてプッシュピンを出して固定します。
その後、レバーロックシステムで長さを調節して固定しましょう。
「プッシュピンが見当たらない」というお問い合わせをいただくことが多いのですが、プッシュピンを出すには仕様上、かなり強い力が必要です。
自分が思っている以上に強い力でポールを伸ばしてみてください。
プッシュピンが動かなくなった場合
プッシュピンが動かなくなってしまった時は、簡単に修復することができます。
方法は以下の動画からご確認ください。
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